水道・給排水・消火設備設計・施工

東京都上・下水道局指定工事店
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受水槽、貯水タンク、高架水槽を撤去し、フレッシュな水を供給致します。

 直結給水工事とは

現在、5階建て位までの建物であれば、一定の条件をクリアすれば既存に設置されている
受水槽、貯水槽を撤去し、水道本管からの水圧のみで建物に給水する事が可能です。
こちらのページでは、
「直結給水工事」についてご説明させて頂きます。

工事金額事例ページ内の直結給水工事に関しての私見でも書かせて頂いておりますが、
直結給水に変更するにあたっては、
メリットと共にデメリットも御座います。


ご不明な点等御座いましたら、問い合わせフォームメール、お電話等より遠慮なくご質問
下さい。



図解東京都ではおいしい水を届
ける施策として1995年から
集合住宅でも水道管の水を
直接各戸へ送る給水を始め
ています。
マンションの給水を、貯水槽
を経由せず、水道管と直接
つなげる方式に変えるケー
スが増えています。貯水槽の点検・清掃が必要なくなることや、滞留しない“新鮮な”水道水が各戸に届くことなどの利点があるからです。

   


まずは建物への給水方式のご説明

建物へは、その建物の大きさや用途等により、見合った給水方式が選定されています。

その
給水方式には大きく分けて3種類の方法があり、道路の下にある水道本管の圧力のみ

で建物に給水し、主に戸建ての住宅や小規模の建物に採用されている
「直結給水方式」

水道本管からの給水をいったん
受水槽(貯水槽や貯水タンクとも言われる)に溜め、ポンプ

にて建物の屋上に設置されている高架水槽(高置タンク)や各室へ圧送する
「貯水槽方式」

となります。

ポンプの種類により、屋上に高架水槽を設けず、ポンプの圧力のみで各室へ給水出来るもの

もあります。

また、近年、中高層の建物では、受水槽や高架水槽を設けず、水道本管からの給水をいったん

ポンプのみを経由し、各室へ給水する
「増圧給水方式」があります。

ただし、この「増圧給水方式」に用いる事の出来るポンプは「増圧ポンプ」と呼ばれるポンプ

のみとなっています。


図1 道路下の水道本管から、敷地内の水道メーターまで

↓図はクリックで拡大します。



A:道路の下の水道本管



B:敷地内への給水引き込み管



C:水道メーター






図2 各給水方式の図


●直結給水方式
↓図はクリックで拡大します。


●貯水槽(受水槽)方式1  (屋上高置タンクなしの場合)
↓図はクリックで拡大します。


●貯水槽(受水槽)方式2  (屋上高置タンクありの場合)
↓図はクリックで拡大します。


●増圧給水方式
↓図はクリックで拡大します。


直結給水工事とは、受水槽や高架水槽、給水ポンプを撤去し、

給水管の接続替え工事を行い、水道本管の圧力のみで建物へ

給水するようにする工事の事です。


                                                 ▲このページのトップへ


直結切り替え工事の流れ

@管轄の水道局に依頼し建物前面道路に敷設されている水道本管の水圧を調べます。

A上記の水道本管水圧結果数値を元に流量計算書を作成。

B計算上、直結給水に切替えても建物への水圧や水量に影響なければ工事の御見積り書の作成。

C直結給水に切り替える部屋の水を採取し、厚生労働大臣認定の機関へ水質検査を依頼。

D水道法に定められている、給水管の耐圧検査の実施。(直結切り替え部分のみ)

E水道局申請手続き

F受水槽撤去及び直結切り替え工事

G水道局竣工手続き

H水道局による竣工検査立会い



 参考資料(水道局ホームページより)

 受水槽撤去及び直結給水切替え工事の流れ



■直結切り替え工事の種類

 3階までの例外(3階直圧給水)

文字通り3階までに適用され、
水道本管水圧を0.2Mpaと仮定し流量計算を実施。
計算上、直結給水に切替えても建物への水圧や水量に影響なければ工事を実施。
通常、貯水槽(受水槽)方式から直結給水に切り替えた場合、貯水槽(受水槽)用に設置されている
水道メーターを水道メーター交換の際、貯水槽(受水槽)を使用している部屋の断水のリスク回避の為、
メーターバイパスユニット(※1)へ変更しなければならないが「3階までの例外の場合」所有者全員の
承諾書(※2)があればメーターバイパスユニットへの変更を免除される。


※1メーターバイパスユニットとは
水道メーターボックスの中にバイパス管が 
組んであり、計量法による水道メーター
取替え時(8年に1回)には断水せずに
水道メーターの交換作業が行える。

建物の給水方式を貯水槽方式特例直圧給水に変更  
する場合、貯水槽用水道メーターをメーターバイパス  
ユニットへの変更が義務付けられている。


メーターバイパスユニット

※2
 「三階までの例外」に関する条件承諾書



 特例直圧給水

3階建てから5階建て位までの建物に適用。
管轄の水道局へ依頼し、建物前面道路に敷設されている水道本管の水圧を調べ、その数値を元に
流量計算を実施。
計算上、直結給水に切替えても建物への水圧や水量に影響なければ工事を実施。
特例直圧給水はあくまでも、水道本管の水圧が下がった場合、いつでも増圧ポンプを設置するという
「増圧ポンプ設置の留保」という事となっている
為、メーターバイパスユニットの設置が義務付けら
れている。



 増圧給水方式

水道本管からの給水管を増圧ポンプと呼ばれるポンプを介し建物へ給水する方式。
中〜大規模の建物に用いられる事が多い。
ポンプは必要だが、貯水槽(受水槽)の設置が必要なく、場所もとらない。

貯水機能がない為、壊れると建物全体が断水してしまうリスクがある為、通常の加圧給水ポンプと
同様、定期的なメンテナンスが必要。


増圧ポンプ本体
増圧ポンプ設置例


                                                 ▲このページのトップへ


貯水槽方式から直結給水へ変更のイメージ
図解


                                                ▲このページのトップへ




工事内容は道路から敷地内に敷設されております既存の水道管の

太さや建物の概要、用途、世帯数等により大きく変わります。




工事金額は?

工事金額は既存の状況により、大きく変わりますが、工事金額事例のページを
ご参照下さい


また、東京都内であれば、東京都水道局ホームページ内に御座います、

「直結方式への切替えに 要する概算額」  をご参照下さい。





                                                ▲このページのトップへ


施工例@

新宿区 Oビル様 5階特例直圧給水工事

 5階建てのこちらのビルは1フロアー1世帯。
 全てのお部屋をご家族(身内)で住まわれています。
 (各階に水道メーターの設置あり。)
 水道局へ依頼し、水道本管の圧力を測定してもらうと0.35Mpaとの回答。
 5階建て、5部屋分の水量、水圧を確保出来る為、既存の受水槽、ポンプを撤去し、直結給水にしま
 した。
 本来であれば「特例直結給水」扱いとなり、既存の受水槽用水道メーターをメーターバイパスユニット
 へ交換する必要があるのだが、水道局と協議の結果、建物の居住者がご家族(身内)という事で
 (受水槽用)親メーターの交換の際、断水の影響が少ないと判断。
 メーターバイパスユニットの設置を免除されました。
 (工事期間1日、工事金額 35万円 廃材処理、水道局申請、流量計算含む)


写真はクリックで拡大します。
工事前の既存配管耐圧試験の様子
(水道法により、直結給水切替え工事を
行う際、受水槽以降の給水配管を再使
用する場合、規定の圧力検査を行う
必要があります。)
撤去前の受水槽

撤去前の給水ポンプ 受水槽解体工事中

直結へ接続替えした配管の様子 受水槽及びポンプ撤去後のスペース
(2.7m×2.2mのスペースが有効利用
出来るようになりました。)



施工例A

品川区 Sマンション様 3階までの例外直圧給水工事
 3階建て7世帯のマンション。受水槽方式で各室に給水。
 敷地内への給水引込み管が25mmと細く、直結給水へ切替えると7世帯分の水量、水圧が確保
 出来ない為、水道本管より新たに太い給水管を引込み直す必要がありました。
 (工事期間10日間 内断水時間約半日
  工事金額 160万円  水道本管からの引込み工事、舗装工事、新規配管工事、水道局申請、
  廃材処分含む)


写真はクリックで拡大します。
受水槽及びポンプ撤去前 受水槽及びポンプ撤去前

水道本管より新たに太い給水管を引込み 水道本管より新たに太い給水管を引込み

増径した受水槽用水道メーター周辺 増径した受水槽用水道メーター周辺


新規配管(ポンプ出水口まで) ポンプ出水口への接続状況

受水槽及びポンプ撤去後 受水槽及びポンプ撤去後



施工例B

世田谷区 Pマンション様 3階特例直圧給水工事
 3階建てのマンション。
 既存の受水槽及び給水ポンプは3階3世帯のみで使用。
 1階及び2階は水道本管からの直結給水方式。
 マンション敷地内には50mmと太い水道管が引かれていて、新たに水道管を太くする必要はないと
 想定。
 水道局へ依頼し、水道本管の圧力を測定してもらうと0.29Mpaとの回答があり、流量計算の結果、
 3階3世帯の水量、水圧をまかなう為、既存の受水槽用メーターを25mmから30mmに増径し、
 特例直圧給水工事の為、メーターバイパスユニットへ変更しました。
(工事期間4日間・内全部屋断水時間6時間・工事金額60万円・廃材処理、水道局申請、流量計算
 含む)

写真はクリックで拡大します。

撤去前の受水槽と給水ポンプ 撤去前の受水槽

直結切替え前の既存給水配管の耐圧
テスト

(水道法により、直結給水切替え工事を
行う際、受水槽以降の給水配管を再使
用する場合、規定の圧力検査を行う
必要があります。)
直結切替え前の既存給水配管の耐圧
テスト


メーターバイパスユニットから給水ポンプ
出水口までの配管
給水ポンプ出水口への接続

通常の受水槽用水道メーターを
メーターバイパスユニットへ交換


メーターバイパスユニット廻り埋設給水配管








撤去前の給水ポンプ 給水ポンプ撤去後の様子


受水槽及び給水ポンプ撤去後
(3.7m×2.8mのスペースが有効活用
出来るようになりました。












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